バスに揺られて、月ヶ瀬梅渓へ。
迎えてくれたのは、美しく水をたたえたダムと、やわらかな色をした梅たちでした。
尾山のバス停で降りる前からすでに梅がたくさんありますが、今回はゆるりウォーキングコースでご案内したいと思います。
春に抱かれて夢を見る
大正時代に、兼六園や奈良公園とともに日本最初の名勝と指定された月ヶ瀬梅林。
おそとのええとこの最初の2つが奈良って、なかなかすごくないですか?
その理由は、てくてく参道を歩いていくと明らかになります。
ダムの水のうらうら美しいところに、一面の梅林!
赤も、白も、てんてんと。
その数は約1万本!
桜も華やかで好きですが、梅の凛とした姿に胸を打たれます。
月ヶ瀬散策 ちょっと一服
バス停から、「一目八景」や「帆浦梅林」と呼ばれるスポットを見ながらダム沿いに上っていきます。
上から一望することができるので、本当に絶景!
途中、茶屋やお土産屋さんがあるのですが「お茶飲んでいき~」とか「梅の漬けたやつ食べていき~」とあちこちで声をかけられ、月ヶ瀬のひとの優しさに心が春になりました。
ゆのじのオススメの月ヶ瀬土産
ここでぜひお土産にオススメなのが「ひげ茶」です!
奈良市東部ではお茶の栽培が盛んで、月ヶ瀬もおいしいお茶がたくさん。
たとえば、『ティーファーム井ノ倉』さんのお茶には、お茶観を覆されたり。
奈良にはそんなおいしいお茶がたくさんなのですが、あえて私は道々で大体アンダー500円で売られている「ひげ茶」を推したいと思います。
「ひげ茶」とはお茶の選別過程で除去されたいわば副産物。
茎の皮の部分がくるくるおひげになっているのが特徴です。
直売所や月ヶ瀬のお土産物屋さんの店先でさらりと売られていますが、お味がとってもおいしい!
パックで水出しにするだけで、ごくごく喉を潤すおいしいお茶ができあがります。
ちょっとかさばるけど、軽いので、ぜひ。
梅林公園で折り返し
梅を見ながらきゃっきゃして、途中で一服しているうちに「月ヶ瀬梅林公園」に到着します。
ここには梅の品種園があり、たくさんの梅が植わっています。
名前を見るのも、花を見比べるのも楽しい!
さて、このあたりで折り返して、あとは温泉でも目指しましょうか。
そうなんです、月ヶ瀬には温泉があるのです。
温泉セットをお忘れなく!
月ヶ瀬への愛が(ひげ茶への愛?)まさかの第3弾へ続きます。
読んでいただき、ありがとうございました。
ゆのじ