こんにちは、ゆのじ(@hiromyarm)です。
今回、野迫川村を訪れたのは「野迫川村で雲海を見る」という夢を叶えたかったから。
自然の雄大さに圧倒されて、神社でさらに現実から遠ざかって、なんだか幻でも見ているような心地の旅です。
さて、無事に夢を叶えられるのでしょうか?
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雲海ハンターが集う宿
たっぷり遊んで、自然を満喫して、ちょっぴりくたびれた我々。
翌朝の雲海に備えて、お宿で身体をゆっくり休めなければ。
今回お世話になったのは「昭和食堂」さん。
野迫川村は高野山と十津川村にはさまれた秘境の村! サイクリスト・雲海ハンターが集う昭和食堂
食堂とお宿があり、雲海ハンターたちがたくさん訪れています。
オーナーの泉本さんはとっても素敵なお母さん。
絶品料理に舌鼓、そして野迫川村の魅力をたっぷりお話させていただいて、楽しい夜を過ごしました。
野迫川村の魅力を発信したい!という姿に、色々学ばせていただきました。
好きというエネルギーほど、強いものはないのかもしれません。
ところで、翌日の雲海予報はどうでしょう?
寒暖差が大きい春と秋によく発生する雲海。
しかも空気中に湿度を含んでいることが好ましいとのこと。
この日は雲ひとつない晴天、からっとした空気と、なかなか厳しい状況な気がしてなりませんでした。
でも案外寒暖差があるし、明日は出るかもしれないねとはプロの言。
これほどの頻度で、確実に雲海を見られるスポットは珍しいですね。
さあ、おなかも満たされ、ほくほくのゆのじ。
「明日は遅くても4時半起きかなあ」
しあわせで緩んだ頭を、にーさんのひとことが貫きます。
最近早起きを頑張っているとはいえ、よ、4時……
「がんばるよ、うん……」
遠い目でさっさと布団を被り、雲海に思いを馳せたのでした。
翌朝、雲海スポットにて
4時のアラームに抗って、なんとか5時前に出発を果たします。
ゴールデンウィーク、暑い日が続いていたので完全に舐めていた奈良市民。
野迫川村はめちゃくちゃ寒かったです。
震えながら車に乗り込み、宿で教えていただいた雲海スポットへ。
(よく紹介されている場所よりも道が行きやすく、しかもそちらが一番発生率が高いとのこと)
「黎明」にあう、息をのむ
白みはじめた空。
鳥の声。 初めて聞いた、キツツキが木をつつく音。
普段の生活では満ちることのない要素が、私を満たします。
残念ながら、眼下には山がはっきりと見えていて。
雲海は逃してしまいましたが、この、景色。
泣いちゃうかと思った。
野迫川村のええとこ
雲海は惜しくも逃してしまったけれど、とびきりの朝日を拝むことができました。
帰る前にもう少し村を散策。
伝説と、春の名残の残る「鶴姫公園」へ行ったり。
「高野豆腐伝承館」で、寒冷で水が綺麗だからこその、おいしいお豆腐をほおばり。
オススメしてもらった「野川弁財天」さんの狛犬、まるでバリ島にでもいそうな異国情緒!
道を走るだけで和歌山県と奈良県をいったりきたり。
秘境・野迫川村には様々な伝説があり、文化があり、私の知らない奈良がたくさんありました。
今度こそ、雲海を見る夢を叶えに行きたいなと思います。
これは、ある休日、日が沈んでまた上ったのを見た話。
またね、野迫川村!
読んでいただき、ありがとうございました。
今回紹介したええとこ
ゆのじ