ひとひろ

日常より、もう少し深いところへ。ひびのこと、たびのこと、ならのことを綴ります。

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【おそとのええとこ】一歩踏み出す勇気を(5)【三重/丸山千枚田】

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こんにちは、ゆのじ(@hiromyarm)です。
もう夏の終わりの気配すらするのに、私はまだ初夏の十津川村レポートのさなかにいます。
季節は巡るもの、ということで。
今回は十津川村からはみ出していこうと思います。

▼ これまでのお話 ▼

【おそとのええとこ】一歩踏み出す勇気を(1)【奈良-下北山村・十津川村】 - ひとひろ
【おそとのええとこ】一歩踏み出す勇気を(2)【奈良-十津川村/瀞峡】 - ひとひろ
【おそとのええとこ】一歩踏み出す勇気を(3)【奈良-十津川村/川舟観光かわせみ】 - ひとひろ
【おそとのええとこ】一歩踏み出す勇気を(4)【奈良-十津川村/吊り橋】 - ひとひろ

奈良の向こうに、三重がある

元・大阪府民の私にとって、三重県は少し遠い存在。
しかし奈良に移住して、三重の近さに驚きました。
瀞峡がちょうど奈良県・和歌山県・三重県の三県境にまたがっていることもあってか、十津川村まで来ると地図が一気にたたまれたような感じがあります。

見ておきたい絶景がある

十津川村まで行くのなら、三重県までちょっと足をのばして。
丸山千枚田を見ておきたいね、といって車を走らせました。

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丸山千枚田(まるやませんまいだ)とは、三重県熊野市にある棚田のこと。
日本の棚田百選にも選ばれたその地には、約1340枚もの田んぼが連なっています。
幾重にも連なる、若いあお。
訪れたこの日はちょうど虫送りのお祭りの日で、たくさんの人が訪れていました。

この広大な棚田、実はひとりの持ち主がいるわけではありません。
田んぼ1枚ごと、それぞれにオーナーがいるのです。
中には稲がほんの3本だけ、という小さな小さな田んぼも。
ささやかであっても、自分の場所がある。
初めて知った田んぼの在り方でした。
こうしてお祭りの日にあらゆるところからオーナーさんが集まってくる、そんなつながりもなかなか素敵に感じられます。

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ちょっと寄り道

丸山千枚田から、また十津川村へ。
道中でちょっと寄り道して『イルカフェ』さんで、ジェラートを楽しみました。

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奈良県から、一歩踏み出して。 そこにもちゃんと、のんびりとした時間が流れていました。
ジェラートを頬張りながら、せわしない日常を忘れて、他愛もない話をして。
「こんなにてんこ盛りでいいのかな」
そんな考えもよぎりますが、まだまだ旅は半ば。
様々な試練や苦難が待ち受けている……かも、しれません。
読んでいただき、ありがとうございました。

▼ 今回紹介したええとこ ▼

ゆのじ

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