一月は、行く……
あっという間に日々が過ぎてゆこうとしています。
自分のログとして、今年も毎月の振り返り記事は続けてゆきたいなと思います。
1月にできたこと
宝湯でサウナを満喫する
奈良の御所市が最近盛り上がっている!ということで、素敵な復活を遂げた銭湯・宝湯へ。
ここではなんとフィンランド式サウナを体験できます。
「ととのう」感覚はまだよく分からなかったけれど、ほのかにアロマが漂う湿式のサウナが心地よくて。
おしゃれさとレトロさがうまく融合した空間、地元の人もたくさん訪れていて雰囲気がよかったな。
実は二週連続で訪れて、一回は都甲ユウタさんの写真ワークショップに参加してきました。
まち歩きをしながら写真を撮り、最後は銭湯に入って締める。楽しい一日でした。
最近すこしカメラを触れていなかったので、散歩の楽しさやファインダーを覗くワクワク感を思い出せました。
トリカヂイッパイのセリカを食べる
やりたいことリストに何年も記されていた、生駒市のラーメン屋・トリカヂイッパイの大和当帰つけ麺を食べる野望。
ついについに叶えることが出来ました。
お店には以前行けたのですが、限定のつけ麺に巡り合うのが、なかなか難易度が高くて。
大和当帰を練り込んだ麺、想像よりもトウキ感は強くなかったです。
トッピングも含めてどれも美味しく、ぺろりと食べてしまいました。
味玉がとろっとろで美味しかったので卵好きはハッピーでした。
iPadのキーボードを買う
数年前にえいやと買ったiPad。
すっかり水曜どうでしょう再生機と化しておりもったいないなと感じていました。
パソコンも持っていますが、ブログを書くのにどうも腰が重くて。
キーボードを買えばいいじゃないと心の中のアントワネットが言うので、Logicoolのキーボード一体型ケースをえいやと買いました。
キーの大きさはパソコンには敵いませんが、さっと起動できる便利さはやっぱりすごい!
あと、iPadの自動変換の賢さが便利で、ブログを更新する気力がいつもより湧いています。
とはいってもなかなか疲れを理由に書けなかったりしますが……今年はぼちぼちと好きに書き散らしてゆこうと思います。
スタンドとしても優秀なケースなので、買ってよかった!
ヒヤシンスの水耕栽培を成功させる
いつかやってみたいと思っていた、ヒヤシンスの水耕栽培。
Twitterで呟いたら、何人かのフォロワーさんから「忘れていました!」とお声がけいただきました。
みなさんそんなにやられているのね! と息巻きますが、なかなか球根を見つけられず。
諦めかけていたところ、東京旅行で会った友人から球根をプレゼントしてもらいました。
おそるおそる根を生やして、部屋に置いていたところ……
春だと思ったヒヤシンスがにょきにょきと。
あっという間に、可憐な花を咲かせてくれました。
毎日変化を追いかけるのが楽しかったです。
まだ球根が待機しているので、他もどんな色の花が咲くのか楽しみだな。
土鍋でご飯を炊く
昨年、憧れだったKINTOのIH対応土鍋を買い、土鍋ご飯への興味が湧いていました。
大変そうという気持ちを乗り越えて、土鍋ご飯チャレンジをすることに。
何度かごりごりのご飯を噛み締めましたが、アドバイスをいただいたりして、美味しく炊けるようになりました。
鍋を焦げ付かせてしまったので、おこげが毎回生成されるようになったけれど……
次のステップとしては、炊き込みご飯にも挑戦してみたいです。
(ストウブも欲しい……)
前厄祓いをする
前厄だ! ということでさっさと厄祓いへ行きました。
色々と調べて、明日香村の岡寺へ。
さすが厄除けのお寺、ご祈祷までの流れがスムーズで分かりやすかったです。
何事も起こらないといいなあ。
手前味噌を仕込む
マイ味噌を仕込んだよ。
初心者のくせによい大豆(大鉄砲大豆という奈良のやつ)を使ったのでドキドキです。
JR西日本のサイコロきっぷで、二人して加賀温泉の目を出しました。
(なんとなくこうなる予感はしたんだ……)
まず一回目で、金沢まで足を伸ばしてきました。
じっくり観光はしたことがなかったので、たくさん歩いてアートに触れて楽しかったです。
今月読んだ本
今月読んだ本は十四冊。
新年早々、佐々木丸美ブームが再燃。今年は『雪の断章』の再読から始めました。
実家に学生時代に買った続きが置いてあり、過去からのお年玉だ! と大興奮(既読の事実を忘れていたけれど)。
相変わらず人間関係が複雑で分からないので、ブッキング刊の人物相関図入り『夢館』を買ってしまったよ……
途中で再読が止まったけど、館シリーズ含めて今年は読むぞ。
でもやっぱり『雪の断章』が一番好きだ。祐也さんが好きすぎるし、読めば読むほど史郎さんに傾きます。
赤毛のアンも好きだし、孤児ものの王道ストーリーにちょろく転がされてしまうのは今も変わりませんね。
今月は大和郡山市の本屋・とほんさんの夜営業に行けたのが嬉しかったです。
しっとりと雨が降る夜、好きな本をゆっくりと選ぶことが出来ました。
『どこでもいいからどこかへ行きたい』はずっと読みたかったので買えてよかったです。
変わらない日常にスパイスを仕込みながら、ワクワクしながら暮らしてゆきたいな。
『13歳からのアート思考』はまさに観に行ったばかりのアーティストの作品が出てくるなど、読んでいて刺激をもらえた一冊。
たくさん美術展へ行くようになったけれど、どう向き合うのがいいのかと思っていたので読んでよかったです。
今月触れたもの
あべのハルカス美術館『アリス ーへんてこりんへん、へんてこりんな世界ー』
美術館初めはアリスから。
原画やエピソードをまとめて観ることができて楽しかったです。
じっくりゆっくり味わうというよりは、肩の力を抜いてその世界観を「楽しむ」展示だったなと思います。
京都国立近代美術館『ルートヴィヒ美術館展』
会期ギリギリで母と駆け込んだ展示、今月のベスト展示でした。
もともとドイツ近代史に興味があるので勉強ができてよかったです。
音声ガイドも長すぎずエンタメ要素も多すぎずで好印象(文字情報と音声情報が渋滞することが多いので)。
絵画は、カンディンスキーやマレーヴィチの作品が好きでした。鑑賞前はアバンギャルドとか分かるかなと不安に思っていたけれど、抽象画の解き放たれた感じ、楽しいな。
写真がたくさんあって、緩急つけてみることができたのもよかったポイント。お菓子職人のおじさんの写真、ミュージアムショップでパッケージに印刷されたクッキーが売っていて笑ってしまいました。絶対美味しいやつやん。
『13歳からのアート思考』でカンディンスキーが取り上げられていて、個人的にテンションが上がりました。こうしてリンクしていく感覚が好きなんだ。
今回、帰ってからニコニコ美術館の解説放送を観て復習したのですがこれがよかったです。
いつも最初から真剣に観ようと力みすぎて疲れたり、メインだけおおーと観てしまうので、ピカソを外して前半部分をがっつり語ってくれたのがよかったな。
解説者たちの愛と言語センスがすごい。
(お気に入りワードは「やかんの化身」)
ラストのハシビロコウ、ネットの海で再生産されていく話がめちゃくちゃ面白かったです。
私も加担するね。
京セラ美術館『アンディ・ウォーホル・キョウト』
近代美術館を満喫した後、すっごく美味しいハンバーグを食べてから、京セラ美術館へ。
はじめての京セラ美術館!
アンディ・ウォーホルをしっかり観るのもはじめてで、大迫力のポップアートにくらくらしました。
写真撮影可で、みんな結構スマホを構えていて、先ほどのハシビロコウを思い出して複雑な気持ちになったりも。
金沢21世紀美術館『時を超えるイヴ・クラインの想像力 ー不確かさと非物質的なるものー』
金沢旅行の折、五年ぶり?くらいに21世紀美術館へ。がっつり展示を観たぞ。
鮮烈なブルーに頭を殴られながら、ぐるぐると巡りました。
いくつか観たことがある(多分関連作品?)アーティストの作品と巡り合うことができて、ひとりで進研ゼミ状態でした。
現代アート、よく分からないのは変わらないのですが、全身でうおおと受け止める感じが好きです。
行きたかった鈴木大拙館にも行ったよ。ZEN……
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初月から結構てんこ盛りで、実はちょっとバテ気味でした。
アクセルとブレーキの踏み方がいつになっても分からないんですよね。
逃げようとする二月を追いかけながら、ぼちぼち走ってゆこうと思います。