もうすぐ30になろうという大人ですが、毎年この時期は夏休みがおわる焦燥感に震えてしまいます。
宿題は最後の一週間で泣きながらやるタイプでした。
何かをやらないと、と焦る私に、夫はのんびりと言いました。
「週末さ、粘土買って遊ばん?」
はじめよう 大人の粘土遊び
夏休みの宿題って大体「アイディア貯金箱」の課題がありませんでしたか?
紙粘土で謎の貯金箱を作るのですが、往々にしてうまくいかないんですよね。
そんな記憶が残っている私、先ほどの提案を受けても正直あんまり気乗りがしませんでした。
でも、色々と調べているうちに、粘土は紙粘土だけじゃないということが分かって。
せっかくなら新素材を使ってみたい!と急にやる気が出てきて、100円ショップに向かいました。
ダイソーで樹脂粘土を大人買い。
12色すべて買ってもそんなに大きな負担ではないので、始めやすいですね。
樹脂粘土は乾くと折れや曲げに強く、耐水性になるそうです。
紙粘土のようにひび割れてしまうこともないようで、よくデコスイーツ作りなどに使われている印象です。
まあ我々がデコスイーツなんて作るわけがないのですが。
夫は一体何を作っているのでしょう?
美術3の夫と、美術部だったのに美術4の微妙な私との、愉快な粘土遊びがはじまりました。
樹脂粘土あれこれ
触ってみての注意点や、便利だったことなどを一応書いてみます。
- クッキングシートを机に敷いておくとひっつかなくて◎
- ヘラ・爪楊枝・ピンセットあたりがあると便利
- 使いはじめは硬いけどしっかり練る!
- 混色は可能(取り返しがつかないので少しずつ混ぜる)
- すぐに乾いてしまうので使うタイミングで粘土を取り出すこと
- 開封した粘土はラップで包むかジップロックに保管(ウェットティッシュなどを入れるとよい)
- 乾いてしまった粘土には少量水を含ませると復活する
- 水彩用の水筆がパーツの接着時などに便利
そしてあっさり夢中になる大人たちの作品
謎に設計図を作るけどそれを守らない私です。
ゆのじ処女作のコバちゃん。
残った粘土でバラも作ってみました。
夫の初作品、橿原市のゆるキャラこだいちゃん。
顔のパーツがシンプルだから選んだそうです。
あなた本当に美術3?といってしまうくらいクオリティが高い。
難しかったのは衣の袷とのこと。こだわりが光りますね。
ゆるキャラを作ろう!という最初の誘いをガン無視して、推しを作ります。
牛と鷽。はじめてにしては可愛くできたのではと自画自賛。
楽しくなってきて鹿も作りました。
そして何やら向かいの人は、作業に夢中で無言。
なんか、できてる……
な、奈良県立医科大学のキャラクター、しょうとくた医師くんだ!!??
悪戦苦闘していたのは、名札の文字のようです。
こだいちゃんを作るときよりも作業スピードが格段に上がっていて、器用な人なんだなとしみじみしました。
なんだろう、このレゴブロックに出てきそうな感じ。
聴診器を当ててくる、しょうとくた医師くん。
若干腹立つ表情をしていますね。
つくるはたのしい
インドアですがおうち遊びのネタも尽きてきたこの頃。
寝っ転がって漫画を読むのも楽しいけれど、たまには手を動かすのもいいですね。
まだまだ粘土は残っているので、また何か作りたいなと話しています。
立体造形に苦手意識があったのですが、粘土をいじっているだけで楽しかったので、みなさまもぜひ。
高校野球開始前までの樹脂粘土戦績
— ゆのじ (@hiromyarm) 2021年8月29日
鷽と〜鹿と〜
_人人人人人人人人人人人人_
> しょうとくた医師くん <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
※奈良県立医大のキャラクター pic.twitter.com/oPPvD1fCNm