ひとひろ

日常より、もう少し深いところへ。ひびのこと、たびのこと、ならのことを綴ります。

ひとひろ

出張日誌B面

年度初めに思い立って、iPhoneに機種変更した。
これでブログも書きやすくなるぞと思ったのだけれど、案外筆が進まず、またブログが化石になってしまうところだった。
出張から奈良へと帰る帰り道、なんでもない話をゆるゆる綴ってみようかと思う。

そう、これを買いているのは久しぶりの新幹線の車中。
研修に呼ばれてひとりで東京に行ってきたのだ。
土曜日に予定があるためとんぼ返りだし、予定がタイトでなんだかもったいない気持ち。

半休を取って移動。
はじめてバインミーをテイクアウトしたのだけれど美味しかった!
頬張りながら新幹線でこの日の『虎に翼』を観る。
人生で初めて朝ドラを視聴しておりまして、めちゃくちゃすごい作品を最初に観られたことをありがたいと思っている。

東京駅に着いたのはおやつどき。八重洲北口から階段を駆け降りたら、みはしに最短ルートで行けることに気がついてテンションが上がる。
東京に着いて十分後には、大好きなお雑煮を堪能していた。お出汁が染み渡る。
みはしのことを知ったのは数年前だけれど、お雑煮の美味しさが忘れられなくて、東京に来るたびに食べている気がする。
後輩ちゃんに磯部焼きが美味しいとの情報をいただいたので、次回は必ずいただくぞ。

出張なのだけれど、二泊三日がしんどいなと思って相棒コバちゃんも連れてきた。

この日しか自由な時間がないため、急足でアーティゾン美術館へ。
昨年の抽象画展がすごいボリュームで、自分の扉がどんどん開く体験ができたので、すっかり好きになった美術館だ。
グッズのセンスが抜群によいところも大好きで、一月にも出張で来たのだが、展示は見る暇がなかったけれどグッズを買って心のよすがにした。
今回は展示も観るぞ!

彫刻はすこし力を抜いて観られる気がするので、ブランクーシ展はちょうどよかった。
つるりとした形の作品たち、心地よいフォルムだったな。そしてそれらの作品を撮った写真作品がめちゃくちゃセンスがよくて痺れた。うますぎ。
コレクション展も併せて見ることができて、大好きなカンディンスキーの作品に再会できたのが嬉しかった!
『自らが輝く』というタイトルもいいし、調和が取れた抽象画も大好き。

ここ数ヶ月色々なことが重なって、美術館からすこし足が遠のいてしまっていたけれど、やっぱりいいなあ。楽しいなあ。

ほくほくした気持ちで東京駅に戻り、またみはしへ。いやあのね、みつまめをね、テイクアウトしたかったもんでね。
この時点でかなり疲れていたので夕食や翌日の朝食も構内で調達した。
ちゃっかりフェイラーで、Suicaのペンギンの柄のハンカチも買いましたよ。ドーナツ柄のキュートなやつ。
移動の疲れと、美術鑑賞後の疲労と、人酔いでへろへろになりながらなんとかホテルへ向かう。
何回来てもトーキョーの人の多さには慣れないし、絶対この土地で通勤はできないなと思ってしまうよ。

写真を撮る間もなくもりもりとシンガポールチキンライスを食べた。
そして食後にとっておきのみつまめ。
先日みつまめが好きだと気がついてしまったので、ぜひとも食べたかったのだが最高だった。
あんこが入っているスペースに杏が入っていて、ちょっと得した気分だよ。

前日に慌ただしく準備した割には、ビジネスホテルでゆったり過ごせる工夫ができる自分に拍手をしながらのんびりした。
いやまあフェイスパックを持って行ったとかそんなんですが。
旅行時の恒例、夫と電話で中距離恋愛時代を思い出し。翌日に備えて早めに就寝。

翌朝はこれ! メルヘンのサンドイッチ!

自分に贅沢を許して、メロンにしちゃった。
緊張で震えながら研修に向かう。
挨拶回りがまずしんどいのよね。事前に根回ししてもらっていたおかげもあり、なんとかなんとか乗り切った。
終日研修でぐったり。交流会もちょっとしんどくて抜けて、ホテルでぐったり。

二日目、せっかくの機会だと思い直して早起き。
電車に乗って、朝から中華モーニングを食べに行った。
蒸したての肉まんはほっかほかだしジューシーだし、漬物がすごく好みの味でお粥と一緒にたくさん食べた。
店内は出勤前に朝活といった雰囲気のお客さんも多くて羨ましくなる。

ホテルに戻って、朝ドラをリアタイする。家にはテレビがないので、旅先だからこそできること。
研修は二日目もしんどくて、なけなしのコミュニケーション能力を振り絞ったので終わったときにはぐったりだった。
ここから帰るのか……と絶望する。

絶望には甘いものだ!
というわけで新幹線乗車三十分まえにフルーツあんみつをキメた。あんみつはファーストフード。
へとへとだった心と身体に染みた。
夫にも食べてほしくてみつまめをちゃっかり二つテイクアウトもした。私は今回の出張でみはしを食べ過ぎである。必要経費です。
あんみつチャレンジをしていたので時間に余裕がない中、これまた好物の舟和の芋ようかんを俊敏に買い、無事に新幹線に乗り込む。

二泊三日、タイトなスケジュールにみはしをねじ込む旅だった。
おうちに帰るまでが出張なので、みつまめと芋ようかんを抱きながら、頑張って帰ろ。