こんにちは、ゆのじ(@hiromyarm)です。
奈良に来て、季節の移ろいをさらに大切に、愛おしく感じるようになりました。
でも花の盛りはひととき。
ずっと見に行きたかった花に、ようやく会いに行くことができました。
都祁吐山に、ひっそりと咲く
今回目指したのは、奈良市の都祁吐山(つげはやま)町です。
以前、葵ちゃんと日本酒造り体験をしにいった場所です。
ここに、初夏を告げる可憐な花が咲いています。
鈴蘭を見に行こう
季節の花を見に行こうシリーズを定期的にやっているのですが、今回は鈴蘭を。
(にーさん曰く、半夏生が一番ディープ回だったそうです)
針インターから10分ほど車を走らせたところに、吐山スズラン群生地があります。
駐車場は群生地の近くにないので、公民館の駐車場に。
そこから徒歩15分くらい歩くと、看板が。
ま、まだ上り……となりますが、のどかな風景を眺めながらぼちぼち歩きましょう。
途中にある民家で、おじさんがもう少しだよと教えてくれました。
看板がちゃんと立ててあるので、迷子にならずに行くことができました。
田んぼが途切れ、突如として、森。
鈴蘭を見に行くのだからと夏らしいワンピースで来たことを全力で後悔しましたが、もうそんなに遠くないので大丈夫。
清涼な香りに誘われて
ふと、鼻先をかすめる清涼な香り。
本物の鈴蘭の香りって、こんな感じなんだ。
鬱蒼とした森の中、ひっそりと。
まさに、小さな鈴のような。
風が吹けばちりりと鳴りそうな、可憐な花が咲いていました。
薄暗い場所だからこそ、その白が映えます。
鈴蘭には毒があると言いますが、可愛い姿だからこそのギャップが愛おしい。
初夏の楽しみ、またひとつ
大切に守り育てられてきた可憐な花。
これからもひそやかに咲き続けてゆくことを願います。
初夏の楽しみがまたひとつ増えました。
季節を感じながら、のびのびと奈良で暮らしたい。
そんな気持ちを再確認した、のんびりとした休日になりました。
読んでいただき、ありがとうございました。
ゆのじ