ひとひろ

日常より、もう少し深いところへ。ひびのこと、たびのこと、ならのことを綴ります。

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Lisnのお香で静かなひとときを

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日中はずっとマスクをしているので、呼吸が浅くなっているなと思います。
日常に追われてせわしなく生きていると、深呼吸をするのも忘れてしまいがち。
そんなとき、夜眠る前の少しの時間でお香を焚くようにしています。

Lisnのお香

煙が好きです。
お寺のお堂に漂う線香も、蚊取り線香も、花火のあとの名残の煙も。
なんならドライブ中にくぐりぬける野焼きの煙の匂いもちょっと好き。
そんな私が、学生時代から好きなお香のお店があります。

京都・四条烏丸のKOKON KARASUMAにお店がある、お香の専門店Lisn(リスン)。
東京も青山に直営店があります。

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リスンのインセンス(お香)はとにかく種類がたくさんあるのが特徴的。

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ガラス基調の店内に色とりどりのインセンスが並んでいる様子は、フェリシモの色鉛筆にときめく方ならきっと胸が高鳴ってしまうこと間違いなし。
香りは8種のカテゴリーに分けられていて、好みの雰囲気で選ぶことができます。

  • フローラル
  • クラシカル
  • グリーン
  • フルーツ
  • シトラス
  • ムスク
  • オリエンタル
  • スパイス

私はアンバー系の香りが好きなので、オリエンタルをよく選んでいます。

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図録・図鑑好きにはたまらない香りの一覧のリーフレット。
手に入れたものにチェックを入れられるので収集心をくすぐります。

公式サイトには香りのチャートもある(※PCからの閲覧のみ)ので、お店に行かなくてもイメージを膨らませることができますよ。
初心者でもはじめやすいセットが用意されているので、迷ったときはまずはセットがオススメです。
好みのカテゴリーを攻めるもよし、違ったものに挑戦してみるもよし……楽しみ方は無限。沼です。

店頭で出会う好みの香り

こちらのインセンス、店頭だと1本単位から購入できるので試しやすいのが嬉しいところ。
店員さんに好みの香りや試したことのある香りを伝えると、色々と提案してくれます。
単価がそこまで高くないので、つい大人買いしてしまうことも。

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バラで購入するとクラフトのケースに入れてくださり、次回来店時に持参するとケース代はかからない仕組み。
1本試しに、焚いてみましょうか。

インセンスには品番と、品名が印字されています。

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今回選んだのは「DIVE INTO THE BLUE」です。
ジンジャーとミントという香りもですが、名前に惹かれて選びました。

LISN STORE |275 DIVE INTO THE BLUE: インセンス

とっても好きなのが、公式サイトに載っているIMAGE STORY。
すべてのインセンスに物語があるというのが、心をくすぐられませんか?
どっしりとした香りには秋冬向け、などとオススメの季節も示してくれているのですが、香りを変えればお香は一年中楽しめます。

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火をつけて、ホルダーに立ててしばらく煙をくゆらせる。
ゆるやかな煙の流れを見つめながら呼吸をすると、心がほどけてゆくようで。
すべて灰になったあとでもよい香りがして「香を焚きしめるとはこういうことか」といつも平安貴族気分になっています。

毎年テーマに沿った新作(今年は「触覚」!)が出るので、そちらのコンセプトを味わうのも素敵。
Lisnのインセンスでひとときの穏やかな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

お題「リラックス法」