こんにちは、ゆのじ(@hiromyarm)です。
奈良に住んでいて、大満足だし大きな不満はないのだけれど……
時折、無性に海が見たくなります。
今もそんな気持ちなのですが、年末にもそんな波が押し寄せてきたので、ふらっとひとり旅に行ってきました。
可愛い電車に乗って
旅をする動機って色々あるけれど、今回の目的は「可愛い電車に乗りたい」というもの。
ほんのりとした鉄分を胸に、和歌山を目指してみました。
鯛を模したラッピング電車、めでたいでんしゃに乗るぞ~!
めでたいでんしゃは、和歌山の加太さかな線を走る列車。
難波から加太までは南海電車で約1時間半、大阪からも日帰りでアクセスしやすいので、軽率にいけちゃいます。
めでたいでんしゃは和歌山市駅から出発するので、途中で乗り換えを。
この可愛い子たち、なんと「なな」「かい」「さち」の3種類もいるので、どの子に出会えるかはダイヤをチェックしてください。
土休日でも1日7本運行しているので、狙っていけば往復乗ることもできちゃいます。
私が訪れたときは、行きは「さち」が待っていました!
めでたい! ピンクで可愛い!
うきうきしながら乗り込むと……
車内全てが、めでたさ満点です。
二両編成の小さな電車に可愛さが詰まっていました。
のどかな風景に心を和ませて、和歌山市駅からは30分ほどの短い旅となりました。
加太駅もめでたいモチーフで溢れていて、愛おしい。
散策、海辺の町
毎日が楽しみ!
キャラクターのチョイス、衛生的にどうなのかなってちょっと思ったけど。
味のあるものたちがたくさんある世界、こういうの大好き。
ひとりでにやにやとしながら歩きます。
電車を降りて、少し歩けばもう海。
潮の香りに、さらにテンションが上がるってもんで。
うん、ありがたいことですね。
曇りの日だったので、ちょっとくすんだグレーの空が広がっています。
それでも光が射したら水面がきらきらして綺麗でした。
これが見たかったんだよ。
おなかが空いたので、満幸商店さんでお昼を。
あわしま丼と、名物わさびスープ。
このわさびスープが、つんとしすぎてなくてとってもおいしかったです。
お母さんたちが何人かで切り盛りするお店、にぎやかな時間でひとりでもなんだか心がほぐれました。
にゃんと戯れる
満幸商店さんのすぐ近くにある、淡嶋神社には人形がたくさんあって見ごたえ抜群でした。
スポットがコンパクトにまとまっているので、のんびり歩いているだけで楽しい。
と、思っていたら突如目の前に現れる、にゃん。
そ、そんな顔しやんでもええやないか。
海辺の町で暮らすにゃんたちは、なんだか自由。
いつの間にやら猫たちが入れ代わり立ち代わり。
何をするわけでもない時間
猫たちがどこかへ行ってしまってからは、海を撮ったり。
グレーで、少しくすんだ色の冬の海。
嫌いじゃないよ。
ずっと写真を撮っていたら身体が冷え切ってしまったので、締めは温泉で。
上層階にあるので、海を一望できて最高でした!
明るいうちに温泉に入るって、いいよね。
来られていた地元のご婦人となぜだか話が弾んで、ほっこりした時間を過ごすことができました。
こちらの温泉、なんと湯上りにところてんが無料でいただけちゃうというサービス付き。
ほかほかに温まってから食べるところてん、なんて贅沢なんだ。
最後のにゃんサービス
もっと遊んで帰りたかったけれど、電車の時間が迫ります。
そろそろ駅に向かおうかなと思ったら……
行き道に出会った、人懐こいにゃんが現れました!
すりよってくる愛らしい生き物を前に、思いっきり足止めを食らいます。
最後は駅まで駆け足で行く羽目になりました。
後悔はしていない。
めでたいでんしゃに揺られて
帰りは「なな」が待っていてくれました。
こちらもめでたいモチーフがてんこ盛り! 床があみだくじになっていたり、遊び心も盛りだくさん。
ほくほくとした気持ちで帰途につきました。
日帰りでちょっと遠出をすると、気持ちがリフレッシュしていいですね。
また落ち着いたら色々と出かけたいなあ。
めでたいでんしゃも「かい」に乗りたいし、和歌山にはいちご電車などの可愛い列車がまだあるので、そちらも攻略したいなと思います。
たまには、いつもと違う光景を。
加太はのんびりとしていい場所だったので、ぜひ訪れてみてください。
読んでいただき、ありがとうございました。
ゆのじ