私には三つだけ、コレクションすることを許しているものがある。
- 中川政七商店のふきん
- フェイラーのハンカチ
そして、ロルバーンのノート。
これだけは限定品を買ってもよいとしている。
でも、ふきんやハンカチは気軽に使えるが、ノートはそうでもない。
そしてついに気がついてしまった。
ノートの在庫、結構増えてるな……?
最近真面目にロルバーンと向き合いはじめたので、ノートストックの話をしようと思う。
マイノートストック
何も言わないでおくれ。
下書きを寝かせているうちにいくつか使い切ったけれど、今使っているノートと、未開封のストックたち。
ロルバーンは無地のカラーも可愛いが、基本的には限定品・コラボものを買ってしまう。
使用方法
なんでもノート
ルブトン クリームソーダ(現在は使い切り)
一番よく使うのはこの、なんでもノート。
文字通り「なんでも」受け止めてくれる一冊だ。
- やることリスト(fitbitの睡眠スコアを書いて一日の指標に)
- モーニングページ
- ほしいものリスト
- 手放し手帳(一日ひとつ手放すを目標に)
何を書いてもいい自由帳だと割り切ってみると、どんどんノートが埋まるようになった。
欲しいものをメモして、あらぶる物欲を研ぎ澄ませたりもしているけれど、欲しい気持ちが書き出すと固まってしまうので、大体メモしたものは購入している。
カスタマイズについてはあとで書くが、ページを取り外しできるようにして、必要なページは次のノートに移動している。
鑑賞ノート
博多限定 あまおう
美術館・博物館へ赴いた際の半券を貼るノート。
フライヤーを切り抜いてページ構成するのが楽しい、けど面倒なので、鑑賞後しばらく寝かしてしまうことも。
展示の見どころをメモするから、どの作品が心に残ったかが思い返せてよい。
このノートを作るようになって、展示会へもっと赴きたい!と思うようになった。
まとめた。展示内容というよりは主に推しについて得た知識を書き記しています。 pic.twitter.com/KQdz69kgNd
— ゆのじ (@hiromyarm) 2022年5月3日
推しというのは道真公のつもりだったけれど……
趣味ノート
札幌限定 メロン
……推しができた。
今年、天皇賞・春を観に行った記録を鑑賞ノートにつづっていたが、最終的にこうなったわけで。
お馬にはまってさあ大変!
というわけで、競走馬をゆるゆる応援するのが今年の新しい趣味に。
新しいノートを作成し、切り抜きや、感熱紙プリンターのphomemoで印刷したものを気軽に貼っている。
北海道生まれのお馬が多いので、大好きなメロンで。
素敵なイラストを描かれる方が配信したネップリシールで、めちゃくちゃ可愛くした。
仕事ノート
マンスリーの手帳があまり必要ないので、昔から職場では方眼ノートを使っている。
マルマンのニーモシネ(至高の触り心地)からコクヨのソフトリングノートへ移り、何冊も重ねてきてふと気付く。
方眼が好きならロルバーンがいいやん……?
ノートの版型が変わるのが嫌だったけれど、これからはロルバーンにしていけば統一感も出るということで。
ページを半分に折り、左側にその日のタスクをどんどん書き出す。
右側にはロングスパンなタスクや、メモを書く。
このスタイルはノートが変わっても、昔からずっと変わらない。
勉強・創作ノート
勉強も創作もできていないね……
でもやるとなったらこのノートにする、というのは用意している。
なんでも形から入るタイプ。
使用文具
ペン
なんでもノートに手放し手帳をつけているのだが、現在ペンを使い切るキャンペーン中だ。
家じゅうのペンを集めてみたら、しばらくペンには困らないくらいあった。
職場と家で使うペンをそれぞれ一本ずつ決めて、マスキングテープで印をつける。
本気で使いはじめたら、二ヶ月で一本ずつ使い切ることができた!
人生三十年、久しぶりの快挙である。
エナージェルの限定のブラックインキが五色もありまして。
就職活動時からの推しペン、インクがしっかり出るのでロルバーンに力強く気持ちを書き出すことができる。
テープのり KOKUYO GLOO
貼り直しができるタイプのテープのりを愛用。
半券を貼っていると結構すぐになくなってしまうので、ストックを買い置き。
シール
かわいいと思ってついつい買っちゃうシール。
ロルバーンの透明ポケットに入れて、気兼ねなく貼るようにしている。
マスキングテープ
つい買っちゃうものシリーズだよね。
ロルバーン柄のものを、あらかじめカットしてリフィルに貼っておくことで使用頻度を上げている。
北欧暮らしの道具店 回転スタンプ
発売時に可愛いけど悩んでいたらあっという間に売り切れたやつ。
再入荷を待って最近ようやく買ったけれど、可愛いし使いやすい!
スタンプって雰囲気が好みに合わないことも多いんだけど、これはシンプルで控えめなデザインが集められていてついつい押しちゃう。
でも一番よく使うのはチェックボックス。
ロルバーンのカスタマイズあれこれ
pomenoteさんの動画がとっても好きで、普段はYouTubeを見ないけれど、こちらは更新を楽しみにしている。
ロルバーンってカスタマイズできるんだ!と知ったチャンネルで、ノートの自由な使い方を知ることができた。
ここからは真似っこで試しているカスタマイズの話をすこし。
ノートをおろすときは、リングを外して表紙をラミネートする。
使うのはDAISOの猫の爪とぎ防止シート(通称ネコラミ)!
ざらっとした質感で、多少の水分油分も気にならなくなるのがよい。
さらにロルバーン公式の透明カバーをつけているノートもある。
ちょっと書き損じたらノートが全部嫌になる経験はないだろうか。
私は学生時代からそうで、リングノートはなかなか使い切れなかった。
でもリングを外して、取り外しできるルーズリングに換装する方法を知ってから、ようやく走り出すことができたように思う。
スクラップ用途で使うことも多いので、リング径は14mmを愛用。
他に、無印良品のリングを使う方法もあるが、試す方は自己責任で。ルーズリングの方がハサミで簡単に切れるし、上下にだけつけたらリングが手に当たらない。
ルーズリングは結構外れやすいので、ノートの厚みが出すぎるときは注意。
いつ書く? どう書く?
全然マメでないので、優雅なノート時間は未だに設けられていない。
でも毎朝出社時、なんでもノート・仕事ノートにチェックボックスのスタンプを押して、睡眠スコア・タスクだけは書くようにしている。
タスクが終わればボックスをそのまま塗りつぶし。
頭の中がいつもとっ散らかっているので、重たいタスクを手書きでどんどん分解して気分を上げていくことも。
やりたいことや欲しいもののリストも、同じ内容を何度も書いて解像度を上げていたり。
あと旅行に行くときのメモやタスク管理をアナログでばーっと書き出したりするのも、思い出が残って楽しい。
スクラップをしている趣味ノート・鑑賞ノートは、どうしても溜めちゃって、ゆっくり時間がとれるときに一気に作業している。
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先人の知恵を真似ながら、自分なりに文具の在庫と向き合いはじめて数ヶ月。
いつも騒がしい頭が少しだけ静かになったし、「使い切る」ことはものすごく達成感がある。
来年も楽しく無理ない程度に、大好きなノートたちと向き合ってゆきたいな。
いつか在庫がすべてなくなって、新しいスペシャルな一冊をまた選ぶところに立ってみたい。
……あれ???
どうしてもどうしても欲しくて、先日の東京旅行で三冊のロルバーンが増えました。
北海道限定のKitaca柄、キュートすぎるんだもん……
ロルバーンは楽しいぞ!
おいでよ、ロルの沼。