ひとひろ

日常より、もう少し深いところへ。ひびのこと、たびのこと、ならのことを綴ります。

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【ゆるゆる改造計画】ゆすらと、もうひとつ【盆栽のある暮らし】

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こんにちは、ゆのじ(@hiromyarm)です。
寒くなったり、あたたかくなったりと気温が乱高下していますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
冬から春にかけてが好きな私は、ようやく少し気分が浮上してきました。
生き物の息吹が聞こえはじめる春、我が家の大切な仲間とお散歩に出かけてきました。

塩津植物研究所へメンテナンスに行ってきました

2018年の年末にユスラウメの盆栽をお迎えしてから、早くも2年が経ちました。
盆栽は2~3年に一度は植え替えをするのがよいということで、塩津植物研究所さんへ里帰りをしてきました。

www.hito-hiro.com

ぽかぽかの春の陽気の中、お散歩しながら到着。
盆栽をお迎えする人たちの楽しそうな声があちこちから聞こえてきます。
待ちながら、気持ちよさそうに日光浴をする盆栽たちを見ていたら……あれもかわいい、これも素敵という気持ちがむくむくと。
完全に二人目をお迎えするフラグが立っていますね。

ユスラウメの調子を見ていただきましたが、元気に育っていますね!と背中を押してもらえてひと安心。
うっかり水やりを忘れた日も、勢い余って水をやりすぎたことも、多分塩津さんにはお見通しなのかもしれませんが……
もっともっと愛情をかけて大切に育てるからね、とすっきり綺麗に植え替えていただいたユスラちゃんに誓います。

そして。

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新しい仲間・オチャノキをお迎えしました

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いろいろな植物を紹介していただきながら、新たな仲間を選びました。
オチャノキ……そう、お茶の木です。
奈良に暮らしていると、ときおり畑の脇などで自家用のお茶の木を育てているおうちを見かけることがあります。
自分のおうちのお茶を自給自足でまかなうという発想がいいなと思っていて、すこし憧れていたのでした。
もちろん盆栽なので茶摘みができるほどではありませんが、自分のお茶の木という存在は嬉しいものですね。

オチャノキが常緑広葉樹で、椿や山茶花の仲間だとはじめて知ってびっくり。
お茶のお花は、小さな椿に似た白いお花が咲くそうです。
お花が咲いている印象がなかったので、今からとっても楽しみだなあ。

以前も悩んだ鉢選びは、今回はびびっときたものを選びました。
お花の真ん中が黄色ということなので元気が出る爽やかなレモンイエローに。
最近黄色にとっても惹かれていて、意外なことだなあと毎回自分に驚いてしまいます。
小さめの鉢にきゅっとおさまる姿、可愛すぎやしませんか?

ふたつの盆栽と暮らす

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年上の先輩になるとユスラちゃんが気を遣うかもしれないから、若い木がいいよね、とか。
どんぐりができる木を育てて、自家製のどんぐりを鹿にあげたい、とか。
他愛もないことを相談して選んだ(いや、かなり私のわがままを聞いてもらいましたが)新しい仲間がやってきました。
ふたつ並べると、印象がどちらも違っていて、とってもよい。

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すでにうちの子たちかわいい!という親ばか気分になっています。

オチャノキの花言葉を調べてみたら、追憶・純愛などが出てきました。
過ぎた時間、過去を想う。
奈良という歴史深い土地に暮らしながら、様々なことに想いを馳せてゆきたいです。

さて、ひとまずは春。
ユスラちゃんの花は無事に咲くのでしょうか?
結果が分かったら、またご報告したいなと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。

ゆのじ