こんにちは、ゆのじ(@hiromyarm)です。
2018年のクリスマスプレゼントのシークレットツアーのメインイベントは、宇陀でかぎろひを観ることでした。
あいにくの曇天で願いは叶いませんでしたが、ツアーはまだ続きます!
▼ 前回までのあらすじ ▼
【おそとのええとこ】シークレットツアーに行ってきた(1) - ひとひろ
【おそとのええとこ】シークレットツアーに行ってきた(2) - ひとひろ
【おそとのええとこ】シークレットツアーに行ってきた(3) - ひとひろ
奈良県内をぐるぐる回る
かぎろひは観られませんでしたが、こんなに美しい雲海を覗くことができました。
宇陀市から桜井市を目がけて走る、166号線の景色が好きです。
(カザマランドセルのあたり……)
早朝から起きていたので、まだお店も開いていない時間。
少しぐるぐる回って、桜井市のベーカリーカフェでモーニングを食べました。
そして再び走り出したのですが、またもやどこへ行くのか分からない!
いつしか橿原市までやってきたのですが、車は大通りから外れ、住宅街へと進んでいきます。
「親戚のおばさんの家に行くみたいでしょ」 なんて冗談を信じたりして。
到着したのは、数々の植物が冬をしのぶ、植物研究所でした。
塩津植物研究所
トキドキトウキ観察日記が途絶えたことからもお察しいただけるかもしれませんが……
ゆのじはとことん植物を育てることが苦手です。
そんな私が憧れてやまなかった、塩津植物研究所。
結婚の折、一輪差しを贈ってくれた人は言いました。
「もっと長いスパンで観れるものがあるのって、よくない?」
そうして、我が家はひとつの盆栽を迎えることとなったのです。
はじめての盆栽の選び方
数々並んだ小さな木々の中から、どの子をお迎えするか悩みます。
- 花が咲くもの
- 葉が美しいもの
- 実が実るもの
樹木には、大きく分けて三種類あるとのこと。
どんな雰囲気が好みかによって、選択肢も異なってきます。
冬は、葉が落ちた本来の姿を見ることができるのでとてもよいそうです。
桜がいいかな、楢なんかもいいね、と話しながらゆっくりと選びました。
選んだのは、桜桃(ユスラウメ)。
名前の口当たりが好きで、ずっと何かのモチーフにしたいと思っていた植物です。
(今年のやりたいことリストに、ブログを作りたいって書いたところ!)
桜のような花も咲き、実も実るとのことで、欲張りに楽しめそうなところも素敵。
はじめての盆栽を植える
お迎えする木を決めたら、次は器選びです。
作家さんの器がたくさん並んでいて、選びきれない!
悩んで悩んで、シンプルな白い器を選びました。
植えつけはお任せすることもできますし、学びながら自分ですることもできます。
せっかくなので自分たちでやってみることに。
ポットから出してあげて、根っこをほぐして。
どの向きで植えようかな。
木の姿も、器の向きも悩みどころです。
とびきり素敵に見える位置が決まったら、器に入れて土をかけて。
表面の仕上げは砂利か苔を選ぶことができます。
やっぱり盆栽といったら苔かなあということで、まあるく苔で覆いました。
もこもこのスポンジのような苔をちぎってはつめ、ぎゅうぎゅう押し込んでいくのがなかなか難しい!
小さいながらも凛と立つ、ユスラウメの鉢ができました。
後で調べたところによれば、ユスラウメの花言葉は「郷愁」と「輝き」というそうで。
これから、一緒に奈良を故郷と想って生きていけたらいいなと思います。
春が今から待ち遠しくてたまりません。
塩津植物研究所さんでは、ワークショップなども行っています。
四季折々の植物に触れるのはとっても楽しそう!
シークレットツアーはしっとりとした趣のある展開になってきました。
あと少し、続きます。
読んでいただき、ありがとうございました。
ゆのじ