この冬、当帰巡礼の旅に出かけた、ゆのじです。
「みずはの湯」では思いがけずトウキまみれになることができました!
何度も通いたい、いい薬湯だったなあ。
でも、奈良で忙しい私は、天川村にそこまでの頻度で通うことはなかなか難しいかも……
大丈夫、ちゃんと売店でいいものを買って帰ってきました。
薬草入浴剤 天の川/天川村商工会
みずはの湯は眺望も最高、湯の効き目も最高。
ひとたび入れば、ぽっかぽか。
それはきっと、薬草がたっぷり入っているからでしょう。
天川村を思い出しながら入りたい「薬草入浴剤 天の川」は、天川村商工会で作られている味ある入浴剤です。
(作っているのは下市町の『前忠』さん!)
みずはの湯の薬湯にも使用されているとのことなので、この薬湯にずっと入りたい私には願ってもない商品!
5包入って900円、いいんですか? と言いたくなる良心的なお値段。
大きなパッケージには、天川村の魅力もたくさん掲載されていて、袋を眺めているだけでまた天川村に行きたくなってきました。
違いの分かる人になりたい
配合されている薬草は、なんと10種類!
天の川 | 薬湯 天真 | |
---|---|---|
黄檗 | オウバク | オウバク |
独活 | ドクカツ | |
当帰 | トウキ | トウキ |
蒼朮 | ソウジュツ | ソウジュツ |
荊芥 | ケイガイ | |
芍薬 | シャクヤク | |
陳皮 | チンピ | チンピ |
生姜 | ショウキョウ | |
紅花 | コウカ | |
唐辛子(蕃椒) | トウガラシ | バンショウ |
川芎 | センキュウ | |
山梔子 | サンシシ | |
十薬 |
以前ご紹介した「東大寺 薬湯」と成分を比べてみると、微妙に違う。
この違いが分かるような、深みのある人間になりたいものです。
「トキドキトウキ」を始めてから、漢方や薬膳などの東洋医学にも少しずつ興味が出てきたゆのじです。
いつか、誰得すぎる成分比較表なんかも作ってみたいものですね。
まったく、とんだテーマに巡りあってしまったものです!
いい湯の予感でぽっかぽか
しっかりとした不織布に、たっぷりの薬草。
これぞ薬湯! というお湯があっという間にできあがります。
2回使っても楽しめるので、実質10回はみずはの湯ごっこができてしまいます。
すっかり春めいた陽気になってきましたが、まだ冷え込むときもあって。
季節の変わり目にカラダがなかなかついていけていません。
仕事も忙しく、何かと疲れが溜まりがちな年度末。
そんなときだからこそ、しっかり湯船でココロとカラダをほぐしてあげる時間を持ちたいなと思います。
そんなことを書いていたら、また薬湯に入りたくなってきました。
今日のお風呂は、いい湯の予感。
トウキが芽吹く季節を、体調を整えて待ちたいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。
ゆのじ