大和当帰を求めて奈良を駆け回る? 本企画。
まずは手に取りやすい入浴剤から攻めています。
今回はもう、すごいものに出会ってしまいました。
薬湯 天真/東大寺
本当に疲れてしまった日に
たまにありませんか?
本当に本当に疲れて、どうしようもなくなってしまうとき。
そんなときは、まあ黙ってこれを一包お湯に入れてみてください。
こちらは東大寺による「薬湯」です。
パッケージを開けただけで広がる、おくすりのかほり。
作られているのは「薬王製薬株式会社」さん。
あれ、どこかで聞き覚えが……?
そうなんです。
ハーブ酒造りでお世話になったあの会社さんが作られているのです!
すでに確かな薬効が感じられますね。
成分を見ても、ハーブ酒で浸けたような生薬たちがずらり。
見えますか? ちゃあんと「トウキ」も一番前に陣取っていますよ!
私は効果のある症状もちゃあんと抱えているので、これは期待大ですね。
「入浴剤先に入れておくね」
「はいはーい」
気軽なやりとりをして、さてさてお楽しみの入浴タイム……
!?
「めっちゃ色出てる! しかもすごいかほり!」
お風呂場に立ち込める生薬の香り。
そっと入ると、じんわりとしたぬくもりがカラダに絡みつきます。
包みを揉んでみたら、濃い色のエキスが抽出されてきて、浴槽がさらに染まる。
なんなら浴槽のフチがじわじわ着色されてきた気がします。
ここ数日あったココロやカラダへのダメージは、あっという間にお湯の中に溶けてゆきました。
香りの中には確かにトウキがいて。
お風呂から上がるころには、ハーブに浸けられたゆのじさんが完成していました。
トキドキは自分をとことん癒して
こちらの薬湯、お風呂上がりのほっこり度合いが違います。
万年冷え症ですが、指先までずっとあたたかいまま。
あまりにもしっかりエキスが出るので、2回使いましたが2回目もなかなかの温浴ぶりでした。
お値段もそこまで高くないのに、効果は抜群。
心の中でひそかに作成している「癒しリスト」に、名を連ねたのでした。
「薬湯」は東大寺などで販売されていますが、私はもちいどのセンター街の「絵図屋」さんで購入しました。
こちらでは奈良のイチオシ商品を手に入れることができますよ。
「薬王製薬」さんの薬湯シリーズ、3種類あったのでとりあえずコンプリートを目指します!
あなたも薬湯で、命を満たしてみませんか?
読んでいただき、ありがとうございました。
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ゆのじ