ひとひろ

日常より、もう少し深いところへ。ひびのこと、たびのこと、ならのことを綴ります。

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【おそとのええとこ】早起きは三文の?(2)【奈良-野迫川村】

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こんにちは、ゆのじ(@hiromyarm)です。
もうゴールデンウィークが終わって久しいですが、まだまだ思い出を引きずっていこうと思います。
野迫川村を訪れたにーさんとゆのじ。
二人を襲うのは、壮絶な山道とそれによる車酔い。
さて、無事に天空の国へとたどり着けるのでしょうか?

hitohiro.hatenablog.com

立里荒神社を目指して

野迫川村って、何があるの?
とにかく雲海を目指していたのですが、調べてみると色々な伝承や伝説があって面白い。
そして行き当ったのが、美しき日本の動画でした。


[美しき日本] 奈良 野迫川村 荒神社

「絶対上られへん!」
動画からあふれる神聖な空気を感じつつも、思わずかぶりをふる私。
それでも、きっと今行かないと後悔してしまう。
ぐねぐねと曲がる道に再び青ざめつつも、立里荒神社を目指しました。

神域はただ、深く

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たどりついてびっくり。
5月初旬だというのにまだ、桜がほんの少しだけ残っている。
本当に普段暮らしている奈良とは別世界なのだと実感しました。
目の前に続く鳥居をくぐって、どんどん山を上ります。

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二人、おそろいの靴で。
こんな遠くまで来て、一緒に上っているなんて、なんだかすごいなあ。
「こんなん、君だけやわ……」
いつもありがとう、そしてすまない。

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傾き始めた太陽が、木々や鳥居の間から覗いて美しかったです。

奈良の美しきに触れる

頑張って石段を上りきると、そこには本殿が。
「荒」というだけあり、ここにはかまどの神様が祀られています。

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一面に敷き詰められた石の感触が、疲れた足裏に心地よく。

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本殿を見やればなんとも見事に、杉の大木が貫いています。
木を切ることなく大切に、ともに在る姿が素晴らしいですね。

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でもこれは少し怖い。
まあるい穴から見える急な斜面に、高所恐怖症のゆのじはびくびく。

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だって石段を上っている隣にトロッコがあったくらいですから。
本当に標高が高いところまできたものです。

思えば遠くへきたもので

全然話が変わるのですが。
もうすぐ「ひとひろ」は3歳の誕生日を迎えます。
昔の私はというと、こんなぬるいゆるい記事を書いていました。

hitohiro.hatenablog.com

見返してみて、この立里荒神社や野迫川村への訪問を思うと……
本当に本当に、運命のいたずらというやつはすごいなあと。
ただの奈良が気になる子が、ひよっこ奈良県民になって。
愛と興味が深まるごとに、どんどん遠くへ行くわけです。
奈良に様々なご縁をいただいたことに感謝して、これからも楽しんでいきたいなと改めて感じた瞬間でした。
読んでいただき、ありがとうございました。

今回紹介したええとこ

ゆのじ

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