どうして「ゆのじ」っていうんですか?
たまに訊かれる、名前の由来。
色々理由はあるのですが、そのうちのひとつに……
「温泉が好きだから」
という、至極単純な理由があります。
奈良には、素敵な温泉がたくさんあります。
天川村も、御多分に漏れず。
「しんとした」音をきいて冷えきった身体を、温泉でほぐします。
ゆのじのゆるゆるゆめぐりええとこ
温泉で癒されよう!
お楽しみ満載!奈良の温泉めぐり|もっと奈良を楽しむ|奈良県観光[公式サイト] あをによし なら旅ネット
奈良の温泉リストはこちら。
天川村には3つの温泉があります。
- 洞川温泉
- 天の川温泉
- 薬湯センター みずはの湯
洞川温泉は洞川エリアにあるので、大峰山や鍾乳洞を巡ったあとにも立ち寄りやすいスポットです。
今回の冬の旅でゆのじは、天の川温泉とみずはの湯に行ってきました!
この2つの温泉は「山と温泉」プロジェクトによって最近、装いを新たにしたところ。
それぞれの温泉の特徴やメッセージが、シンプルながらもすっきりとしたデザインなどであらわされているのも見どころです。
奈良ってこんなにたくさん温泉があるんだ! と私も知れば知るほど「湯」のじになりたい欲がむくむくと。
今回は天の川温泉をご紹介させていただきます。
天川大弁財天社
天の川温泉は、洞川エリアからは少し離れたところにある「天川大弁財天社」のすぐ隣にあります。
ここの弁財天さん、お参りするときの鈴が特徴的な形をしていて、なかなか鳴らすのが難しい。
ちょうど鈴の下の紐の部分をかけかえているので、2018年4月までは鳴らすことができません。
芸事に御利益があるということで、芸能人の方をはじめ、色々な方が訪れられているそうなのですが、なかなかたどり着けない(不思議な現象という意味で)なんて噂もあったりして。
私も初めて訪れたとき、たどり着く直前で大雨に見舞われるというなかなかゲリラな体験をしました。
鈴を鳴らすのにはコツがあって、ぐるんぐるんと遠心力をかける感じ。
どんくさいゆのじはなかなか鳴らすことができませんでした。
本殿から道を挟んでお向かいには大きな大きなイチョウの木があります。
今は木肌に触れることはできないのですが、見ているだけでパワーをもらえる大木です。
ランチは『おおとり』さんで
おなかが空いたら、弁財天さん近くの『おおとり』さんでランチといたしましょう。
天川村に移住してきたオーナーさん夫婦が営む、あたたかみのあるログハウスのお店です。
猪カレーも唐揚げも、とってもおいしかったです!
天の川温泉
さてさて、いよいよ温泉に向かいましょうか。
神社からは歩いていけるほど近くにあります。
見つけました、「ゆのじるし」!
こちらの温泉、内装・浴槽にはふんだんに木が使われていて。
しかも薪ボイラーで沸かした「美人の湯」というのだから、木をあしらったロゴマークにも納得です。
どこにいても木のいい香りがするお風呂を大満喫したのでした。
露天風呂もあって、最高!
温泉でほこほこにあたたまった後のお楽しみも。
物販スペースも充実していて、オリジナルのラムネやアイスなどもありました。
なんともノスタルジックな時間。
明るいうちにお風呂に入ることがストレス解消法なので、とても癒やされました。
天川行くなら温泉は外せない!
今回訪れた天の川温泉や天川大弁財天があるエリアは、村内唯一の信号「川合」から歩いたら40分程度かかってしまいます。
バスの本数がかなり限られているので、よく確認してから行くことをオススメします!
でも地元の人たちがとてもあたたかくて、色々と教えてくださるので、車なしで行ったときも味わい尽くすことができました。
自然も、信仰も、温泉も。
天川村には、普段触れられないものがたくさん息づいています。
ぜひぜひ、訪れてみてくださいね。
読んでいただき、ありがとうございました。
ゆのじ