ひとひろ

日常より、もう少し深いところへ。ひびのこと、たびのこと、ならのことを綴ります。

ひとひろ

Monthly Log 【202402】

もう三月も終わろうとしている!
あっという間と言わないように心がけてはいるものの、ブログを書く気力がなかなか湧いてきませんでした。
ずいぶんと出遅れてしまいましたが、二月のことも残しておこうと思います。

二月にできたこと

www.hito-hiro.com

モネ展へ行く(ロルバーンも欲しい!)

大阪中之島美術館の年間パスポートを買う

欲しいグッズもあったので早めに足を運んだモネ展。
無事にロルバーンや欲しかったあれこれを買うことができました。
(ミュージアムショップで最高額の散財をしてしまったかもしれない)

砂かけ祭りを見に行く

ついに念願の奇祭に参加してきました!
奈良県河合町で建国記念の日に行われる、砂かけ祭り。
五穀豊穣を願って、文字通り砂をかけあう祭りなのですが、想像以上の迫力でした。
本気で砂をかけられて、大人も子供も大はしゃぎしていて、楽しかった。

ちいさなまきストーブで茶香炉をする

ずっと欲しかった、ちいさなまきストーブを購入しました。
お茶屋さんが好きなので、茶香炉として使おうと思ったのですが、もっぱらお菓子をあたためるのに使っています。
パイの実をあたためるのを見守る時間、私の人生に不足していた何かを埋めてくれるような気がします。

くちばしでゆったりと食事を楽しむ

誕生日は、紀寺にできた「birdbird」で食事会「くちばし」へ。
元・南都銀行の建物を改修した空間は不思議と安らぎ落ち着く場所でした。
お皿の上でどんどん料理を重ねてゆく試みも、おいしくて楽しいひとときで。
大好きな場所でまたひとつ歳を重ねられた喜びを噛み締めました。

今月読んだ本

今月読んだ本は6冊。
浮いたり沈んだりしていたので、冊数は読めませんでしたが、長年読みたかった本を読めてよかったです。

『また、桜の国で』は、ずっと読みたいと願っていたけれど分厚さに手を出せていなかった一冊。
須賀しのぶ女史の紡ぐ骨太な物語、読み始めたら止まらなくなって、毎日通勤鞄に分厚い単行本を入れて持ち運んでいました。
ポーランドについて何も知らない自分に気付かされる。
自分が近代ドイツ周辺に興味を持ったきっかけの作家さんなので、これからも淡々と周辺知識を増やしてゆきたいなと思います。

『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』も、自分の心を見つめる手がかりを得られた一冊に。
心を馬とジョッキーにたとえた話が分かりやすくてよかったです(それは私が競馬に興味を持ったからだけではなく)。
財布に二千円しかなくて、でも手元に読む本がなくて買った『躁鬱大学』は、ちょうど落ちていたときだったので「分かるう」の連続でした。
ハイとローを行ったり来たり、なんとか乗りこなしてゆくしかないよね。

今月触れたもの

大阪中之島美術館『モネ 連作の情景』

モネの作品だけをじっくり見られる展示会。
混雑を予想して平日に休みをとって足を運んだのですが、それでも人出が多かった。
全体的にざわざわとしていて、あまりゆっくり見られなかったのが残念でした。
あわい色合いを重ねた、印象派!といった雰囲気の作品も好きですが、目が悪くなってからの、すこし鮮やかな睡蓮の絵がやっぱり好きだなあ。

美術館「えき」KYOTO『イッタラ展 ーフィンランドガラスのきらめきー』

京都へ遠足気分で遊びに行ってきました。
北欧雑貨、興味はあれどあまり詳しいことは知らなかったので、イッタラってひとりじゃないんだ?というところから。
熱されたガラスがぽってりと膨らんで、形になってゆく映像に魅入られてずっとぼんやり眺めていました。
イッタラ、いつかアアルトベースが欲しいなとぼんやり思っているのですが、誘惑に勝ててよかったです。

***

大好きな道真公の命日に、北野天満宮にもお参りしてきました。
残念ながら雨の日でしたが、重たいレンズを抱えて梅の花を撮ってきました。

月ヶ瀬の梅も最高だったよ。

春を待つこの時期が一番好きなので、行けてよかったな。
三月なのにまだまだ寒い日々が続きますが、もうすぐ来る眩しい春を、心待ちにしています。