こんにちは、ゆのじ(@hiromyarm)です。
三寒四温で、洋服に少し困る日々ですね。
春の訪れを告げる花、梅を見にいきたい気分です。
賀名生梅林へ行ってきた
菅原道真公が好きだからなのかもしれませんが、梅の花がとりわけ好きです。
あの香りや、彩りの少なかった冬がどんどん鮮やかになって行く感じが、いい。
でも今回訪れるのは京都ではなく、やはり奈良。
奈良三大梅林のうちのひとつ、五條市の賀名生梅林を訪れました。
(訪問は昨年2018年の春となります)
▼ 三大梅林のひとつ、月ヶ瀬梅林もオススメ ▼
あのうでかなう
賀名生という地名、一発で読めるでしょうか。
私は「あのう」だなんて思いもつきませんでした。
賀名生梅林は、五條市の旧西吉野村にあたる地域にあります。
この地域は、南北朝時代の中でも非常に重要な地域です。
南朝の都が吉野から一時的に遷された場所、ということで。
賀名生はかつては加名生(叶名生の表記も見かけます)と書き、南朝による統一という想いが込められていたそうです。
地名ひとつとっても、歴史を感じることができます。
梅林の向かい側には「皇居」が残されていました。
どん!と墨書きで書かれていて迫力があります。
梅の花に想いを託して
山の斜面を白く、時折紅く染める梅。
約2万本もあるというのだから驚きです。
まるでさながら雲のように、漂う梅。
いにしえに想いを馳せながら、ゆっくりとした時間を味わいました。
冬が来たら、いつかは春が来るのです。
それは昔も今も、等しいことなのだなと思いました。
まだ、賀名生で叶う
開花情報は五條市のホームページでも随時更新されています。
まだ8分咲きのところもあるようなので、ぜひ訪れてみてください。
読んでいただき、ありがとうございました。
ゆのじ