ひとひろ

日常より、もう少し深いところへ。ひびのこと、たびのこと、ならのことを綴ります。

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『正倉院の世界』にどうしても行きたくて行ってきた(前編)

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こんにちは、ゆのじ(@hiromyarm)です。
東京へ最後に行ったのは、就職して最初の新入社員研修(6年前!)という奈良県民です。
すっかり奈良での暮らしになじみ、都会の人混みがとっても苦手になりました。
おまけに、秋の奈良はイベントが目白押し……
そんな私ですが、6年ぶりの東京へ行ってきました。
目的? 奈良に決まってるじゃないですか。

『正倉院の世界』にどうしても行きたくて

国立東京博物館でただいま開催中の、『正倉院の世界 ー皇室がまもり伝えた美ー』
御即位記念の特別展ということで、正倉院でイメージする、あんな宝物やこんな宝物がたくさん出展されています。

artexhibition.jp

【正倉院の世界 ー皇室がまもり伝えた美ー】

  • 前期展示:10月14日(月・祝)~11月4日(月・休)
  • 後期展示:11月6日(水)~11月24日(日)
  • 開館時間:9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
    (ただし、会期中の金曜・土曜、11月3日(日・祝)、11月4日(月・休)は21:00まで開館)

私が初めて正倉院展を訪れた2010年に出展されていた、螺鈿紫檀五弦琵琶もあるということで。
こちらは前期展示なのでもう見られないのですが、紫檀木画槽琵琶というこれまた素敵な琵琶が後期も見られます。

どうしても行きたくてたまらなくなってしまい、思い切って旅支度をしました。
久しぶりの夜行バスに乗って、東を目指します。

古都から首都へ

バキバキの身体で降り立つ、東京駅。
(夜行バスにはもう耐えられる身体ではないのかもしれない……)
身支度を済ませて、急ぎ国立東京博物館こと、トーハクを目指します。
初めてのトーハクに胸が高鳴ります!

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事前準備あれこれ

  • 混雑状況には公式Twitterを活用すべし

正倉院の世界―皇室がまもり伝えた美― (@shosoin_tokyo19) | Twitter

奈良の正倉院展も毎年恐ろしく混むので、混雑状況のチェックが欠かせません。
『正倉院の世界』についてはTwitterの公式アカウントがあるので、フォローしていくことをオススメします。
①チケット売り場の待ち時間 ②入場の待ち時間 どちらも教えてくれるので便利!
見ていると、午後~夕方にかけてが少し空いているように思いますが、曜日によっても変わるのでこまめにチェックを。

  • チケットは事前購入!

チケット売り場の待ち時間がアナウンスされているのからも分かる通り、かなり混みます。
せっかく開館前に行っても、チケット待機列に並ぶことになるので、結局時間をロスすることに……
コンビニなどでチケットは事前購入できるので、必ず買っておきましょう。
私は奈良の正倉院展とのセット券(-300円)を買っておきました。
あと、オンラインチケットも導入されていて、入場の際にかざすだけなのでこちらも便利だなと感じました。

  • 買ってしまった、単眼鏡

ちょうど出発の前日、居酒屋で「トーハク行くんですよ~」と言ったら、先に行かれたお客さんに「双眼鏡いるよ」とアドバイスをいただきました。

博物館の中って薄暗いし、人が多いとなかなか遠くから見えなかったりするし。
ちゃんと準備していこう、と単眼鏡を買いました。
結論から言うと買ってよかったです。
ピント合わせも簡単だし、くっきり観察したいときに便利でした。

荷物はコインロッカーへ

館内には100円返却式のコインロッカーがちゃんとあるので、手荷物は預けてしまいましょう。
身軽になって、高鳴る気持ちを持って観るのが一番!

音声ガイド、あると楽しい

もともと博物館・美術館で集中力を切らさずいるのが苦手で。
最近、音声ガイドってあるといいなと思うようになりました。
今回もせっかくなのでレンタル(560円)しました。
展示してある説明文よりもちょっと濃い説明が聞けるので、借りてよかったです。
なんか冒頭で胸がいっぱいになって泣けてきたのは内緒。

わくわくしながら、展示室へ

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文化の日、開館の1時間前くらいにつきましたがすでになかなかの列が。
誘導にしたがって、正門の中へ進んで、平成館の前でまた並んで……
私が訪れた日は、9時には館内に入ることができました。
(祝日で常設展を無料開放していたから、早めていたのかな?)

準備編だけで長くなったので、展示の感想や思わずあらぶったお土産の話は後編で!
読んでいただき、ありがとうございました。

ゆのじ