ひとひろ

日常より、もう少し深いところへ。ひびのこと、たびのこと、ならのことを綴ります。

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【おそとのええとこ】梅の香を幾度も重ねて【奈良-奈良市/月ヶ瀬梅渓】

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こんにちは、ゆのじ(@hiromyarm)です。
世間がざわざわと騒がしく、年始からこの方、なかなか本調子が出なくて悩んでいます。
それでも当たり前ですが、季節は移ろうもので。
いつの間にやら春の気配が、すぐそこに。
引きこもりきりで気も滅入ってきていたので、春を感じる場所へ行ってきました。

月ヶ瀬梅渓に行ってきた

奈良の三大梅林のひとつ、月ヶ瀬梅渓
毎年、3月が近づくと「花は咲いたかな」とそわそわしてしまいます。
暖冬の影響もあり、今年はいつもよりも早く花が咲き始めたとのことで、慌てて足を運びました。

▼ 懐かしい昔の記事 ▼
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梅の里へようこそ

3月になると、近鉄奈良駅・JR奈良駅からは奈良交通の臨時バスが出ます。
今回は時間の事情も鑑みて、レンタカーで訪れることにしました。
尾山のバス停の近くで車を停めて、梅林に向かって歩きはじめると、さっそく。

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前日が雨だったこともあり、つやつや! きらきら!
やわらかい春の香りに、心が浮き立ちます。

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月ヶ瀬梅渓は坂道が結構厳しいので、歩きやすい格好で行きましょう。
急な坂道に息が切れても、これだけ美しい光景が待っているなら、歩けちゃうんですよね。

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道すがら、茶屋やお土産物屋さんが連なっています。
月ヶ瀬はお茶も名産なので、今年もちゃんとひげ茶を買いました。
ぱんぱんに膨らんだ袋から、お茶のいい香り。癒されます。

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天気がいいから、あとで梅見をしながらお昼を食べたいな。

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ピンクのも、白いのも、ちょっと濃い色のも。
みんな違って、みんな可愛い。
梅を撮るの、難しいけど楽しい!

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梅林公園には、たくさんの品種が植わっていて、見ごたえも抜群。
蝋梅の黄色が入ると、またそれはそれで素敵ですね。

枝もののある暮らし

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「梅の枝、買いたいなあ」
にーさんがそう言うので、道の駅に立ち寄りました。
ありました、あったのですが……大きく束ねた枝単位で。
枝もののある暮らしに憧れていたのですが、こんなにワイルドな形で叶うとは思っていませんでした。

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これで150円なんだよ、月ヶ瀬プライス、いいのか。

こんなにたくさんの枝をいける器がないので、帰り道にガラスの花瓶を買って帰りました。
部屋の中が春の香りでいっぱいになったので、とてもしあわせな気持ちになれました。
季節のものと暮らすって、満ち足りた気持ちになれますね。

何度も重ねてゆくこと

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奈良のことをしたい、と思い立って4年ほど。
月ヶ瀬梅渓は奈良県民になる前に訪れて以来、大好きな場所になりました。
だからこそ、毎年春が近づくとそわそわしてしまうのでしょう。
一度行って満足するだけでなく、何度も、何度も。
この季節は、この場所へ。
違う季節も、違う姿を見に行ってみたい。
そんな暮らし方ができればいいなと、常日頃から思っています。
もちろん毎年、新しい場所へも足を運ぶので、年を重ねるほど大忙しになってしまうのですが……
私の、奈良の愛し方はそんな感じで。
これからも、幾度も重ねていきたいな。

梅が綺麗で、温泉もあって、ほどよく歩けて。
月ヶ瀬、いいところです!
また来年会おうね!
読んでいただき、ありがとうございました。

ゆのじ